”夏影”について

久々に作った動画の内容とか説明してみようかと思います。








こんな感じ。
コンポってあるピンクのバーはAEからダイナミックリンクで取り込んだものです。
フレームや合成静止画、最初の文字の出現などはAEで処理してます。
あと静止画9枚からサビに入るときの切り替わりもAEのブロックディゾルブを使用。
Prにはグロー効果をつけるものがないのでAEで処理したり、あとレンズフレアもAEのプラグインでそれ専用のを入れてるのでそちらを使用してます。

前回のinfernoからリップシンクロに気を配り、今回ではかなりその面で納得できる仕上がりになってると思います。
現にコメントでもそちらの事を言っていただいたみたいです。

前回AEの今までとは違う使い方をしてみようってことを言ってましたが、今回は3箇所くらいですか。
最初の空と雲の流れ、前述した9枚静止画からの切り替わり、サビでの羽の舞い上がり。
３Dレイヤーなどを使って少し奥行きを出したりしてます。

静止画の切り抜きですが、photoshopCS3EXにあるクイック選択ツールを使用しました。
これがすごい楽で、Aviutlから欲しい静止画を取り込みシャープ(輪郭)を1回つけただけでかなり簡単に抜けます。
たぶん1枚30秒くらいで抜けますね。
もちろんその分パス抜きより多少は荒くなりますが、境界部分をぼかしてやったり線をつければ誤魔化せる程度だと思います。
背景と同じ感じの色だとシャープ1回では判別がつかない時があるのでその時は2回目をかけます。


さて、最近私の動画ではフレームを良く使うのですが、コメントの一部で某Pさんのリスペクトとか言われてますね。
まぁ確かに参考にはさせてもらってますが、別に単に真似てる訳ではなく意味合いがあってつけてます。

①：画質向上
　映像部分をフレームで削ることによる容量削減で画質を向上してます。
最近よく高画質って言われてますがその為だと思います。
ちなみにmp4エンコ時は”画質：730”の”音：64”で圧縮してます。

②：アクセント
　ちょっとした小物とかつけやすいですね。
前々回のmy songのビジュアライザとかタイトルとか。

③：カメラワーク
　フレームで隠した分動きが取れます。
その為フレーム内では結構カメラが動いてる感がでますね。
あとアップ時に強調したい部分のみを表示できたりとか。
キャラの顔を消してしまって勿体無いってのが出ると思いますが、それはもう作り手が試行錯誤して表すしか　　　ないですね。


といったように理由があるのですよ。
まぁこの先もこのスタイルで行くかどうかは分かりませんけど＾＾；


とりあえずこんな感じですかね。
特別すごい技術とか使ってないのであれですけど、参考になれば幸いです。